【満席】安田登『NHK出版 学びのきほん 役に立つ古典』刊行記念トーク
6月29日(土)
|本屋ルヌガンガ
能楽師・安田登さんの『役に立つ古典』の刊行記念トークを開催します。本書は『古事記』『論語』『おくのほそ道』『中庸』の4つの古典の読み解き方を指南し、それらが私たちの人生にどのように役に立つのかを論じたもの。今回のイベントでは、本書に収載できなかった役に立つ古典『万葉集』についてお話しいただきます。 参加料:2,000円(ワンドリンク込)
日時・場所
2019年6月29日 17:00 – 18:30
本屋ルヌガンガ, 日本、〒760-0050 香川県高松市亀井町11−13
イベントについて
NHK出版「学びのきほん」は、「生きた学びを手に入れる」をコンセプトに、あらゆる教養の扉を開く「学び直し」シリーズ。古今東西の教養の「きほん」を1テーマ学ぶことができる、安価で軽くてコンパクトな1冊です。
その創刊第2弾で安田登さんは『役に立つ古典』を上梓されました。本書は『古事記』『論語』『おくのほそ道』『中庸』の4つの古典の読み解き方を指南し、それらが私たちの人生にどのように役に立つのかを論じたものです。
今回のイベントでは、本書に収載できなかった「役に立つ古典」についてお話しいただきます。テーマは『万葉集』。万葉集は現代訳で読んでしまうと面白くない、と安田さんは言います。万葉集に独特の書き言葉や枕詞をそのまま活かして読んでみると、頭の中にさまざまな幻想的なイメージが浮かんでくる。この「幻想」を味わうことの楽しさ、気持ちよさとは何なのか。また、その「幻想」の世界を知ることで、私たちの生き方にどのように役に立つのか。1人では読み解くのが難しい古典にまつわる「納得の講義」を開催します。
プロフィール
安田登(YASUDA NOBORU)
1956年千葉県銚子市生まれ。下掛宝生流能楽師。公認ロルファー。
高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。高校教師をしていた25歳のときに能と出会い、能のワキ方の流派である下掛宝生流に27歳で入門。現在、能楽師のワキ方として国内外で活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を東京を中心に全国各地で開催する。著書に『能に学ぶ「和」の呼吸法』(祥伝社)『身体感覚で「論語」を読みなおす。』『あわいの時代の『論語』: ヒューマン2.0』(春秋社)『身体能力を高める「和の所作」』『異界を旅する能 ワキという存在』(ちくま文庫)『あわいの力』(ミシマ社)『日本人の身体』(ちくま新書)など多数。